公認外部監査人は、一般社団法人日本マネジメント団体連合会が、認定する資格です。
企業、組織等に対する監査は、その内容により財務情報監査（広義の会計監査）、業務監査、経営監査などがあります。監査を行う側からの分類に外部監査、内部監査があります。外部監査として行う会計監査は公認会計士の資格がなければなりませんが、内部監査や業務監査、経営監査は国家資格は必要ありません。
以上のような監査の状況ですが、人が運営する業務等は、ミスや故意による不祥事が後を絶ちません。人に欲望が存在する以上不正はつきものなのかもしれません。そんな人の本質的欠点を補う手法が監査だと考えます。
しかし、業務監査、経営監査は、法律の規定により強制的に行う監査には適しません。また、国家資格により業務監査、経営監査を行うものを制限することも民主主義国家として相応しくないと考えます。そのために学術団体、実務団体、消費者団体等が発起し公認外部監査人制度を創設したのです。
医療法人、社会福祉法人等も当然にこの公認外部監査人制度を利用するべきだと考えます。当学院は、この公認外部監査人制度を指示し、普及に努めたいと考えます。
学院長